昨日、キャノンが10月下旬に発売するフルサイズミラーレス一眼:「EOS R」の体験イベントを覗いてみました。このイベントは発売前のカメラ本体や交換レンズを実際に手にしながら製品の説明を受けたり、プロの写真家が実機を使用した感想をセミナー形式で伝えるものです。
スマホカメラの高機能化により、デジカメが年々売上げを減少させているなか、唯一好調と言われるフルサイズミラーレス一眼のカテゴリーは、ソニーの独占状態が続いていました。ここに日本の二大カメラメーカーであるニコンとキャノンが、この秋相次いで参入したことにより、市場が一気に盛り上がりを見せています。こうした状況を受けてカメラメーカー各社は、現在を一眼レフからミラーレスへの大きな転換点と位置付けているようです。
ちなみにこの「EOS R」は、「写真は進化する」をキーワードにしています。
キャノンが30年以上の技術的蓄積を持つデジタル一眼レフからミラーレスにシフトするのは、進化のための必然なのかもしれませんが、ふとダーウィンのこんな言葉を思い出しました。
最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き残るのでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である
唯一生き残るのは、変化できる者である
チャールズ・ダーウィン
熾烈な競争のなか、生き残りをかけたメーカーの「変化」への強い意気込みを感じるイベントでした。
アイキャッチ画像は、EOS R+「RF35㎜F1.8マクロ IS STM」で写真家:望月孝氏が撮影されたサンプル画像です。
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