本日は、社労士業務システムベンダーM社の担当者が私の事務所にお越しになりました。
M社のシステムは、私が勤務社労士時代に長年利用していたものです。M社は社労士システムベンダーとしての歴史が長く、この業界では現在最大のシェアを誇ります。
今日の来所目的は、私が現在利用中の社労士業務システム:オフィスステーションを使ってみた感想を聞きたいとのこと。私は今年1月の開業当初からエフアンドエム社のオフィスステーションを利用しています。M社の担当者には長年業務でお世話になったこともあるため、率直に私の意見を伝え少しでも参考にしてもらえたらと思い、快く引き受けました。
ところで、社労士が業務システムを導入する目的は、各種手続を迅速、正確に処理しながら、業務の効率化を図るためです。どのシステムもこの目的のために開発されているのですが、中身は全く異なります。
私が長年使い慣れたM社のシステムではなく、独立後はオフィスステーションを選んだのは、この中身の部分を比較検討した結果です。
・電子申請で扱える手続の種類が多いこと(電子申請対応数59帳票)
・電子申請後の進捗管理がしやすく、公文書はシステムを介して顧問先と安全に共有できること
・完全クラウド型でマルチプラットフォームに対応していること
・紙帳票のPDF出力にも幅広く(対応帳票数97帳票)対応していること
・電話サポート窓口が繋がりやすく、適切に対応できる人員を配置していること
・労務相談だけの顧問契約をしている事業所にもシステムを提供し、顧問先の手続業務効率化に貢献できること
・雇用契約書管理機能やAIを活用した自動入力機能等、新機能の実装や不具合改善のスピードが速いこと
・今後も大幅な機能強化に向けた開発を進めていること(将来性)
ところで今日は、エフアンドエム社の担当者も大阪から出張で福岡入りされており、その流れで私の事務所にお越しになりました。先日大阪で開催された、SR Meeting 2018の懇親会で歓談した際、今週出張で福岡入りされることを聞いていたので、良かったらお気軽に事務所にもお寄りくださいと話していたら、偶然にも同じ日に2社の担当者を入れ替わりで対応することになりました。
猛烈なスピードで変化する時代、システムベンダーも生き残りをかけた厳しい競争に晒されていると思いますが、私も一社労士として、契約をいただいている顧問先のために、私が考える現時点で最も優れたシステムを選びたいと思っています。
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