令和7年4月施行 改正育児介護休業法のポイントと中小企業向け対応策
はじめに 令和7年4月から改正育児・介護休業法が順次施行されます。今回の改正では、男性、女性がともに仕事と育児・介護を両立できるようにするため、柔軟な働き方の選択肢を増やし、従来からあった両立支援制度の対象となる労働者範…
はじめに 令和7年4月から改正育児・介護休業法が順次施行されます。今回の改正では、男性、女性がともに仕事と育児・介護を両立できるようにするため、柔軟な働き方の選択肢を増やし、従来からあった両立支援制度の対象となる労働者範…
2024年4月1日から、労働契約を締結・更新する際に明示すべき労働条件についてルールが変更されることとなりました。このルール変更により追加される内容は、①就業場所や従事すべき業務の変更の範囲の明示、②有期労働契約を更新す…
まず、大原則として、労働基準法では「有給休暇を与えなければならない」と規定していますので、金銭を支給しても有給休暇を与えたことにはなりません。 有給休暇は、通常の休日とは別に、賃金の保障された一定日数の休暇を与えることで…
ついに福岡県でも二度目の緊急事態宣言がだされました。新型コロナウイルス陽性者の急増に合わせて、顧問先からの相談がふえてきています。 被害を最小限に抑えるためには、改めて社内の感染防止策を徹底するのが正攻法です。また、それ…
業務の性質上、従業員のマイカーを出張等で使用させる企業もあるかと思います。その場合、業務使用に要したガソリン代の精算をどうしたら良いかと質問されることがあります。一般的には「ガソリン単価÷平均燃費×走行距離」といった算式…
令和2年4月からは、いよいよ中小企業でも時間外労働の上限規制が適用されます。臨時的な特別の事情があって、労使が合意する場合であっても、以下の上限を超えることはできなくなります。 この上限規制の限度枠を図にしたものがこれで…
はじめに 求人する際の給与額をどう決めるかは、多くの企業が迷うところではないでしょうか。特にここ数年は求人難や物価高騰の影響もあり、賃金相場の上昇傾向が続いたため、一昔前の賃金ではなかなか良い人材が集まりにくい状況です。…
マイカー通勤者の事故について会社は責任を問われるか、という質問をいただくことがあります。結論から申し上げると、マイカー通勤には使用者責任を問われるリスクがあります。 公共交通機関の便のわるい郊外などに会社がある場合は、従…
業種によっては突発的な事情により日付をまたいで残業対応が必要なケースもあります。このように残業が日付をまたいで、2暦日にわたるときの労働時間と割増賃金の考え方についてご説明します。 例えば、図①のように通常の始業時刻が8…
社員へのご褒美は、社長の善意であっても慣例化を回避するために「今回限り」という断りが重要となります。 多くの職場では就業規則に書かれていないことが、いつの間にか当然のように行われていることがあります。 たとえば、就業規則…