新型コロナ感染者が急減してますね。
まだ油断はできませんが感染拡大前の日常にもどれるきざしが見えてきました。
コロナ渦においては感染リスクを減らすため初めてリモートワークにふみきった企業も多かったかと思いますが、同時に人材採用にもリモートを導入する中小企業が増えています。
さきほど求人情報・転職サイトdoda(デューダ)がおこなった「Web面接に関するアンケート」では2020年の夏に30%台だった「Web面接可」の求人案件が2021年7月には60%を超えています。
アイビー社会保険労務士法人でも、昨年から採用面接はほぼ100%Webで行っています。
実際やってみて分かったのがWeb面接のメリットの多さです。
コロナ感染リスクが抑えられるのはもちろんですが
・場所の確保がカンタン
・面接を録画すれば、面接者以外にも応募者の雰囲気が共有できる
・応募者の移動コストがおさえられ、応募ハードルが下がる → 応募がふえる
・面接担当者も出社せずにリモート可
などなど、、多数のメリットがありました。
くわえて、応募書類も履歴書などをスマホで写真に撮ってメール添付送信してもらうことで、郵送にくらべて面接までの日程が短縮できました。
逆にデメリットとしては
・お互いの表情や熱意、雰囲気がつたわりにくい
・適正診断や採用テストの実施がむずかしい
などがありましたが、デメリットは以下のとおりすべて解消済みです。
通信や音声トラブルは、Web面接の開始時にスピーカーやマイクが正しく設定されていないのがほとんどで、慣れればすぐに解消されます。
対面よりもお互いの表情や雰囲気が伝わりにくい点は、たしかにあるかもしれません。
どうしても対面で合わないと不安ならば、一次面接はWebで行い、二次や最終は対面で、というようなつかい分けをするだけです。
また、応募者から職場の雰囲気が確認したい等の希望があれば、これには応じるのが良いと思います。
適正診断や採用テストは、あらかじめGoogleフォームで問題を作成しておき、Web面接終了時に応募者にメールでリンクを送信します。
応募者はメールのリンクから問題ページに入り、Web上で問題に解答して、送信ボタンをおすだけです。
Web面接にはメリット、デメリットの両面がありますが、いずれにせよ良い人を採用したいなら採用する側の工夫・変化・努力がとても重要です。
Web面接を活用すれば、応募のハードルがさがり、求人者と応募者双方にとってメリットがあります。
また、Web面接は最低スマホがあればできますので、求人者と応募者の双方で追加的なコストもほぼゼロです。
まだ実施されていなければぜひご検討ください。