人手不足対策に正攻法で取り組むには

山田社長
溝口さん、こんにちは。今日は求人の件で相談なんですが・・
溝口
山田社長、こんにちは。今日は顔色悪く見えますが大丈夫ですか?
山田社長
当社も人手不足の状況をなんとかしようと頑張っているのですが、なかなか人が集まらなくて・・、それに今週もまた一人、若手が辞めると言ってきてるんですよね・・本当に頭が痛いです。
溝口
なるほど、採用に力を入れるのも必要ですが、同時に定着率を上げることも大切です。
この「採用管理」と「定着管理」のマネジメントが不十分なために、人材確保がうまくいかない企業が多いのが現状です。またこれに加えて「就労条件」という3つの要素を掘り下げて検討することが必要です。
そして行く着くところは、やはり会社の「理念・価値観」となります。
「採用管理」・「定着管理」・「就労条件」・「理念、価値観」
「採用管理」は「①募集」と「②選考」に
「定着管理」は「③配置・配属」「④評価・処遇」「⑤教育訓練・能力開発」に分けることができます。
人材確保を進める上で、まずは、これらの取り組みに改善の余地がないかどうかを検討することが必要です。
更に従業員の働く環境「就労条件」の改善が必要なケースもあります。
「就労条件」は「⑥労働条件」「⑦労働環境」「⑧人間関係」「⑨福利厚生」に分類して考えます。
しかし問題の根本は「理念、価値観」に行き着きます。
「理念、価値観」は、「⑩経営理念」「⑪組織文化」に分けられ、これらが企業の採用力や人材の定着を確実なものとする可能性があります。
溝口
厚生労働省が作成した、「人材確保に「効く」事例集」は上記の4分野・11項目に着目し、それぞれにありがちな課題とその対策内容を簡潔に記載しています。画像をクリックすると無料のPDF資料をダウンロードすることができますよ。
溝口
このように意外と見落としがちな自社Webサイトの活用についても再考を促していたり、人手不足に正攻法で取り組むための重要なヒントが60頁程の冊子に簡潔で分かりやすくまとめられています。
溝口
後半には業種毎の豊富な取組事例があり、人手不足をどのように克服したかの参考になります。
また厚生労働省が設置している下記リンク先の「働きやすく生産性の高い職場のためのポータルサイト」は具体的な取り組みをした企業の実例が多数掲載されており参考になります。
働きやすく生産性の高い職場のためのポータルサイト

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